編み物

「スマイルニット倶楽部」は、編み物を通じて復興支援活動を行うボランティア団体で、被災地の方々の笑顔を増やすことを目指しています。宮城県名取市にある仮設団地から始まった「アクリルたわし講習会」は、編み物が初めての方でも参加することができ、とても喜ばれています。そのような編み物の特性に着目して、スマイルニット倶楽部は、編み物ができる環境を増やす活動を始めたのです。 現在では、主に仮設団地での講習会を行っていますが、今後の予定は、自分の作りたい編み物を持ち寄って参加できる「ニットカフェ」など、気軽に参加でき、編み物が継続的にできる場を提供していく考えです。さらに、被災者の方で編み物を作成したオリジナル商品を販売することも予定しています。また、講習会などに参加することによって、被災者同士のコミュニケーションのきっかけになるのではと考えました。 編み物は脳を活性化したり、心を落ち着かせたりする効果があるといわれます。そして、その商品の売上は、作成した方へ賃金として支払い、経済的な面でもサポートしていきます。それによる収益は、被災地復興支援活動費として役立てられます。 設立することになったきっかけは、被災地から「避難所でずっと座りっぱなしや寝たきりの高齢者がいる」という報告を受けたことです。また、ニットクリエイターなどへ作品の提供を募り、チャリティ販売も行っています。宮城県内の被災地で、編み物をやりたいという方には、編み物をすぐにできる資材セットを無料で届けています。