味噌で支援

東日本大震災において、味噌と醤油の製造・販売を行う「光浦醸造」では、被災地への復興支援として、「味噌」を送ろうと考えました。「寒仕込み米みそ」は、1年で最も寒い時期に仕込んで、1年以上熟成させた米味噌です。目標は、届けようとしていた1,000kg、つまり1kg入りの味噌1,000個分です。そのため、救援物資の受付を光浦醸造がある山口県に要請しましたが、賞味期限のある食品は受け付けられないとのことでした。 賛同してくださる方はもちろん、光浦醸造でいつも麦みそしか購入したことがない方は、復興支援につながる「寒仕込みの米みそ」をお試しください。そして、この味噌を1,000kg送ることにしました。そういった経緯があって、被災地へ届けられなかった「寒仕込み米みそ」をオンラインショップで販売して、その売上全てを義援金として送ることにしたのです。 光浦醸造では麦みそをメインに製造しているので、長期熟成させた米味噌は“裏メニュー”と言えます。避難所の炊き出しで、日本の味の代表である味噌汁は、傷ついた心を少しでも温めてくれるはずだと思ったからです。光浦醸造が製造している味噌は数種類ありますが、被災地に届けようと選んだのは、東北地方で作られている味噌に近い味だと思われる「寒仕込み米みそ」でした。 甘めの田舎みそとは違い、コクがあって贅沢な味わいに仕上がっています。ネット販売だけではなかなか難しいかもしれませんが、時間をかけてでも達成させるそうです。ところが、3月末の時点では、救援物資について混乱した状況でした。